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無垢材と新建材

2020.02.01

無垢材と新建材の違いを聞かれることがあるので、ざっくり違いをご紹介します☺

☆無垢材とは…天然の木をそのまま利用した木材で、100%自然の木で出来ています。一番の特徴は調湿作用があり、湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保とうとするため「縮む」「膨らむ」という性質がある。またコンクリートの約2倍とも言われる優れた断熱性があり周囲の温度に影響されにくいため、夏は涼しく、冬は暖かい環境を生み出します。

100%自然素材で出来ているので、接着剤を含まないのでシックハウス症候群などの化学物による健康被害の心配はありません。

デメリットを言えば、①集成材や混合フローリングなどの素材に比べると、柔らかくキズが付きやすいです。②無垢材は水分を吸収するため汚れが付きやすい事もあります。

☆新建材とは…自然素材に対してビニールやプラスチックなどを使った工業製品の建材全般の事を言います。木をうすくスライスした合板を接着剤で貼り合わせているので、少し硬い感じがあり、断熱効果も無垢材に比べると失われます。新建材の表面はビニールシートが貼られたり、ウレタンなどの空気を通さない塗装がされていることが多いため無垢材に比べると調湿効果もありません。簡単に言えば新建材は自然素材のデメリットを克服するために工業的に生み出された製品です。

新建材のメリットももちろんあり、①カラーのバリエーションやデザインの多様さは圧倒的で自分好みにしやすいです。②工場で生産・加工が行われるため、対象生産や人件費削減などからコストが安くなる点があります。③無垢材に比べると定期的なメンテナンスがなく掃除も簡単にしやすい事もあります。

ただ、化学製品を使っているのでシックハウス症候群発祥の可能性もでてきます。

こういったメリット・デメリットを踏まえてお客さまのご希望に添えるように色々とご提案をさて頂きますので、何でもご相談ください(*^-^*)

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